いけばな錦花展-2016-を開催しました!
まちの中では、イルミネーションが点灯しはじめ、まもなくやってくる冬を感じられる季節になってきました。
クリスマスの雰囲気が少しずつ。年末の忙しさの中にも、日々の楽しみを見つけていきたいですね。
さて、すっかり遅くなってしまいましたが、2016年10月10日(祝)~10月12日(水)に「いけばな錦花展-2016-」を開催いたしました。お越しくださった皆さま、応援してくださった多くの方に感謝をこめて、ここに報告させて頂きます。
また、ギャラリーも更新いたしましたので、あわせてご覧いただければと思います。
(典舟・大樹・門下生ギャラリー3つ全て更新いたしました!)
2年ぶりの「いけばな錦花展」。池袋にある東京芸術劇場で開催しました。
地下にあるアトリエイーストとアトリエウエストの2部屋をお借りして、それぞれ個性のある空間をつくりました。
家元、副家元のほか、出展した門下生は、22名。今年の夏頃からあたためてきた作品をお披露目できる最高の発表の「場」です。会期前日のいけ込みには、緊張しながらも、楽しんで自身の作品をいけている門下生ばかりでした。あまりに夢中になりすぎて、終了したのは芸術劇場自体が閉館する夜10時!ぎりぎりまで「納得のいくものを、つくる」という門下生みんなの思いがあふれていました。
今回は、私どもが主催している、文化庁委嘱事業伝統文化親子教室に参加している子どもたちが特別ゲストとして作品をつくってくれました。ハロウィンをイメージした壁かけの作品で、会場全体がとても賑やかに。
たった3日間でなくなってしまう、ひとつひとつの作品には、作者の表現したいコトが詰まっています。
秋らしい花材をつかったり、こだわりの花器を用意したり、「お花」とは結びつかないような素材を入れてみたり。
どれも違う表情があって、ご覧になった皆さまが楽しんでくださっていたら、幸いです。
会期中は、本当に多くの方にご来場いただきました。初日の朝早くから足を運んでくださった方、遠方からわざわざ来てくださった方、お仕事を早く終わらせて駆けつけてくださった方。とても嬉しく思います。
本当にありがとうございました。
これからも錦花池坊をよろしくお願いします。